ホテル　センチュリー　静岡

サッカー　Ｊリーグの「鹿島アントラーズ」の静岡遠征に行ってきました。サッカーのアウェーの試合観戦の際は、ビジネス・ホテルに宿泊することが多いのですが、たまには、いいホテルに泊まりましょう、との友人の提案で、「ホテル　センチュリー　静岡」を選びました。旅行会社のホテル・プランで、シングル・ルームを予約しました。

小田急 ホテル　センチュリー　静岡 ２００３ より

このホテルは、JR静岡駅南口より徒歩で１〜２分で、便利で分かりやすい場所にあります。建物は、メイン棟とタワー棟の二つがあります。客室はタワー棟にあり、部屋は１８０８号室で、２６平方メートルのダブル・ルームでした。ひとりで泊まるには広々としていて、得した気分になりました。窓は南向きで明るく、それでいて、落ち着いた雰囲気の部屋でした。ホテルのパンフレットには、客室は南仏プロヴァンスをイメージしたインテリア、とありました。私には、プロヴァンス風というのが、よく分からなかったのですが、心地良い部屋でした。 　チェック・イン後、部屋で、備え付けのティーパックの煎茶を飲みながら、休憩をしました。その後、「清水エスパルス」対「鹿島アントラーズ」の試合観戦の為に、外出をしました。しかし、試合には負けてしまったので、がっくりときて、シャワーを浴びて、早々と眠りにつきました。 　翌朝は、のんびりとお風呂に入りました。ホテルでは、日頃、集めた入浴剤やバスジェルを色々と試してみるのも、楽しみのひとつです。しかし、このホテルのバスアメニティはいまひとつでしたので、がっかりしました。シングル・ルームですと、友人に気をつかわないで、入浴が出来るので気楽です。 　友人が、なかなか目を覚まさないので、朝食前にホテルを探検してみることにしました。この行動は、友人には理解出来ないようですが、ホテル・ジャンキーとしてはあたりまえの行動です。このホテルには、メイン棟に結婚式場のチャペルと神殿があるので、パティオのあるチャペルに行ってみました。スタッフの方が、パティオに面した廊下の大きなガラス窓を一生懸命に磨いていました。十分に綺麗なガラス窓なのに、今日の結婚式の為に、朝早くから更に磨いている姿に感心しました。 　朝食は、メイン棟１階のレストラン「ラ　フルール」で頂きました。ここの朝食は、和洋中のクロスオーバースタイルのブッフェです。料理のメニューが豊富で、果物やケーキのデザートもあり、たいへん満足しました。雰囲気も良く、ゆったりと食事を楽しむことが出来ました。尚、レストランは、他には、和食・鉄板焼の「けやき」、中華料理の「翡翠宮」、トップラウンジの「エマイユ」がありますが、今回は利用しませんでした。もし、試合に勝っていれば、祝杯をあげることが出来たのに残念でした。 　このホテルのスタッフの方々の挨拶は、笑顔が爽やかで、とても自然な感じでした。すべての施設を利用したわけではありませんが、気持ちの良いホテルでした。ビジネス・ホテルの、料金は安いけれども、狭くて煙草臭い部屋に泊まることを考えたら、このホテルはお得です。サッカーの試合に負けて悔しい思いはしましたが、ホテルが良かったので、静岡遠征に行って良かった、と思いました。

ところでスタジアムの「草薙陸上競技場」へは、新静岡駅（静鉄電車）から９分の県総合運動場駅で下車し、徒歩３分で行けます。東京から静岡までは、JR東海の「ぷらっとこだまエコノミープラン」を利用すると割安です。しかし、このチケットを購入するために、ＪＲ東海の窓口を探すのがたいへんでした。

作成日　2004/5/4、　最新更新日　2008/08/23